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風邪(かぜ)・インフルエンザ

風邪(かぜ)・インフルエンザとは

風邪(かぜ)

正式には「風邪症候群」といって、上気道の急性炎症の総称で、いわゆる「鼻かぜ」や「のどかぜ」を指します。 ウイルスが粘膜から感染して炎症を起こすため、くしゃみ、鼻水、鼻閉、微熱、倦怠感、頭痛、食欲不振といったいくつかの症状が表れるのが特徴です。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症のことです。 インフルエンザは感染した人のくしゃみや咳などによって飛び散った、ウイルスを含む粒子(飛沫)を鼻や口から吸い込むことで感染し、飛沫から水分が蒸発した細かい粒子を吸い込んで感染する空気感染や、ウイルスのついた手指やものにふれて感染する接触感染もみられます。感染してから発症するまでの期間(潜伏期間)は1~5日です。 抵抗力の弱い乳幼児や高齢者は重症化しやすく、肺炎や気管支炎、乳幼児では中耳炎や熱性けいれん、脳症などの合併症を起こすこともあります。
インフルエンザを起こすウイルスは風邪を起こすウイルスとは異なり、症状の重さも異なるので、別の病気だと考えられます。

風邪(かぜ)・インフルエンザの原因

かぜ

原因の80~90 %がウイルス感染です。 ライノウイルスやコロナウイルスが原因であることが多いと考えられていますが、風邪を起こすウイルスは200種類以上あるといわれており、原因を特定することは困難です。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスによって引き起こされます。 インフルエンザウイルスには、大きく分けてA型、B型、C型の3種類があります。 A型は人にも動物にも感染し、たくさんの亜型があって、形を変えながら毎年のように流行しています。 B型とC型はほぼ人のみに感染し、A型のような亜型は存在せず、不連続変異はないとされています。

風邪(かぜ)・インフルエンザの治療方法

かぜ

快癒させる薬はなく、対症療法が主体になります。発熱に対しては冷却とともに、アセトアミノフェン(カロナール)などの解熱薬を用います。東洋医学でも西洋医学でも、安静にして睡眠をしっかり取ることは、風邪の治療に一番良いとされています。ヒューヒュー、ゼーゼーという呼吸音がみられる場合は、鎮咳去痰薬や気管支拡張薬などを用います。脱水気味になると、喀痰(かくたん)が粘って吐き出すのが困難になるので、水分の補給に努めます。早期にこれらの適切な一般療法を施し、悪化させないことが重要です。

インフルエンザ

症状を緩和する対症療法とウイルスを増やさない抗インフルエンザ薬があります 。

対症療法

発熱・咳・痰・倦怠感などの対応

抗インフルエンザ薬

通常、発熱後2日以内に使用します。インフルエンザに抗生物質は効きません。

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